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データを検索するには、表3-3.の各コマンドを用います。 getコマンド以外はどのモードにおいても同じ使い方となります。
コマンド名 | 役割 |
---|---|
GET | 指定された項目や地域のデータを検索しメモリに保管します |
PUT | メモリに保持されている検索結果を表示します |
LIST | メモリに保持されている検索結果を印刷します |
SAVE | メモリに保持されている検索結果にファイル名を付けて保管します |
CLEAR | メモリに保持されている検索結果を破棄します |
END | データ検索モードを終えて検索モード指示の状態に戻ります |
検索モードにより、指定の形式が異なります。
時系列ファイルモードの時には、任意の集計名(5文字以内の英数字)を与えて、 地域コードと項目コードおよび期間を指定します。
get 集計名 = r(地域コード), v(項目コード)【, p(期間指定)】
地域コードの代わりにグループコードも指定できます。この場合は、グループ のメンバそれぞれについてデータを検索します。 r()の代わりにra()またはar()を使ってグループコード を指定すると、グループのメンバ全体の集計値が得られます。
項目コードリストも地域コードリストと同様です。
p()は省略可能です。省略すると、収録されている全期間のデータが対 象となります。指定は、単一の西暦年(2桁または4桁)か、連続する期間の始点 と終点とをハイフン(-)で区切って指示します。
クロスセクション・モード時には、 (項目コードはcrossコマンド ですでに指示されているので)地域コードおよび期間を指定します。
get r(地域コード)【, p(期間指定)】
r()の代わりにra()またはar()を用いてグループコード を指定すると、グループのメンバ全体の集計値が得られます。
p()は省略可能です。省略すると、最新のデータのみが抽出されます。
地域モード時には、 (地域コードはregionコマンド ですでに指示されているので)項目コードおよび期間を指定します。
get v(項目コード)【, p(期間指定)】
v()の代わりにva()またはav()を用いてグループコード を指定すると、グループのメンバ全体の集計値が得られます。
p()は省略可能です。省略すると、最新のデータのみが抽出されます。
検索された結果を画面上に表示します。オペランドはありません。
put
検索された結果をプリンタに表示します。 操作している場所によって、プリンタ名を使い分けてください。
部屋名 | プリンタ名 |
---|---|
実習室A | prna |
実習室B | prnb |
実習室E | prne |
実習室G | prng1またはprng2 |
list prne
検索結果に名前(ファイル名)を付けて保存します。 検索結果をアプリケーションソフトで利用するためには、 必ず使用してください。
現在のバージョンでは、保存形式はCSV形式になっています。 ファイル名の最後を「.csv」にしておくと、アプリケーションで 扱う際に便利です。
save result.csv
ファイルはUNIXシステム上のユーザ領域に保管されます。 ファイルの利用方法は次章を参照してください。
メモリに保持されている検索結果をすべて破棄します。 saveコマンドでファイルとして保管されたものには影響ありません。 なお、特定の検索結果のみを破棄する機能はありません。
現在の検索モードを終え、別の検索モードに移行したい時に使用します。 この時、メモリに保持されている検索結果はすべて破棄されます。
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