目標 |
本講義は,地域経済計量モデル・都市モデルなどの構築と分析手法を実践的に学ぶことにより,計量経済学の体系・現実の社会経済システムへの適用上の意義と限界を理解することを目的とする。
基礎的統計(確率・統計,点推定,区間推定),回帰分析の基礎(単回帰,重回帰,非線形モデル),計量モデルの構築法について概観した後,パネル分析,一般化モーメント法,操作変数法,
空間経済学など実践的な実証分析に不可欠な応用手法・先進的手法について,コンピュータ実習を併用しつつ技法の理解と習得を図る。
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講義内容・計画 |
以下は標準的な日程であるが,履修者の研究計画や分析内容に合わせて内容を適宜修正する場合がある。
1 オリエンテーション
2 データの尺度・確率と統計
3 データ解析技法とソフトウェア
4 統計処理ソフトの使い方
5 データ加工と視覚化
6 統計的解析技法(1) 相関と回帰分析
7 統計的解析技法(2) 主成分分析と因子分析
8 統計的解析技法(3) 判別分析
9 統計的解析技法(4) クラスター分析
10 統計的解析技法(5) 質的データの処理
11 統計的解析技法(6) 線形モデルと非線形モデル
12 総合演習(1)
13 総合演習(2)
14 総合演習(3)
15 授業の総括(レポートの作成)
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成績評価方法 |
2024年度は対面授業を基本としますが,授業への出席状況・小課題(50%),期末レポート(50%)を総合的に評価する。
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教科書・参考文献・図書 |
授業中に随時紹介していく
[1] 木下栄蔵/海道清信/吉川耕司/亀井栄治(1998)『社会現象の統計分析 手法と実例』,朝倉書店
[2] 鄭躍軍/金明哲(2011)『社会調査データ解析』,(Rで学ぶデータサイエンス17),共立出版
[3] 金明哲(2017)『Rによるデータサイエンス(第2版)』,森北出版
[4] 浅野正彦/中村公亮(2018)『はじめてのRstudio −エラーメッセージなんかこわくない−』,オーム社
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