目標 |
環境を定量的に捉える視点を養成することを目標に,環境指標に関する基礎知識の修得,測定器・測量器の扱い方に関する基礎知識の修得,GIS(地理情報システム)や統計分析ツールによる調査データの視覚化技法の修得を目指す。
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講義内容・計画 |
都市社会の実態を捉えるためには環境を的確に捉えることが重要である。本実習では、測定・測量による環境の定量化や視覚化、得られたデータの統計処理について体験学習することを目標とする。身の回りの環境について概観させたあと、環境の定量化手法に関して、大学構内や現実の街を対象とした踏査・測量を企画させ、実地踏査を行なわせることで理解を深めさせる。実地踏査の結果はGIS等を用いて視覚化したり、統計処理を行なわせたりすることで、環境が都市社会に与える影響を適切に評価できる実践力を身につけさせる。
【授業計画】
おおむね以下の予定に沿って,講義と個人または調査グループでの実習(測量,野外調査など)を週ごとに行っていきます。
- オリエンテーション
- 野外調査の基本と課題発見(1)
- 野外調査の基本と課題発見(2)
- 調査結果の視覚化(1)
- 調査結果の視覚化(2)
- 調査テーマの設定とグループ分け
- 野外調査(1)
- 野外調査(2)
- 中間報告(グループ発表)
- 定量的分析と結果の視覚化(1)
- 定量的分析と結果の視覚化(2)
- 課題解決のための提言と実効性の検証(1)
- 課題解決のための提言と実効性の検証(2)
- 最終報告(グループ発表)
- 授業の総括(期末レポート作成)
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成績評価方法 |
毎回の提出物(レジメ)の内容(30%),議論・発表内容(40%),期末レポート(30%)により総合的に評価する
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教科書・参考文献・図書 |
授業中に随時紹介していく
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履修上の注意 |
個人または調査グループでの実習(測量,野外調査など)を並行して行ってもらうので,授業時間以外に活動できる時間を見込んでおくこと
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